歯周病治療・根管治療

歯周病治療

「歯周病」――よく耳にする言葉ですが、どんな病気か知っていますか? 

歯周病の恐ろしさ

「歯ぐきが腫れて出血する」「歯がなんとなくぐらぐらする」といったことはありませんか? このような症状があらわれたら歯周病が進行している証拠。歯ぐきなど歯の周りの組織が歯周病菌によって溶けてやせてきてしまっているのです。さらにひどくなると、歯周病菌が顎の骨まで溶かし歯が自然に抜け落ちてしまうことも……。歯周病は、とっても恐ろしい病気なのです。

歯周病の恐ろしさ

当院の歯周病治療

歯を支える土台がしっかりしていないと、いくら治療しても健康を維持することはできません。再発のおそれさえも考えられるほどです。当院では、患者様としっかり向き合ってきちんと歯周病を治すために、歯周病の進行度によって3段階に分け治療しています。

当院の歯周病治療

スケーリング

歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石を取り除く治療です。歯科衛生士が専用の機器を使って軟化したセメント質を除去します。

ルートプレーニング

スケーリングとセットで行います。軟化したセメント質の除去によってでこぼこした歯根面を硬く滑沢な面に仕上げます。

外科手術

重度の歯周病の治療では外科手術を行います。麻酔を用い、約1時間で手術は終了します。

歯のクリーニング PMTC
PMTCとは
虫歯や歯周病の原因となるバイオフィルム(細菌の巣)を破壊して除去する、専門的な歯のクリーニング法です。
衛生士が担当します

衛生士の様子

当院は常勤の歯科衛生士が5名おります。検診やクリーニングは主に衛生士が行います。定期管理型システムによってさまざまな予防法を提案していきますので、気になることがありましたらなんでもご相談ください。

月に一度の院内研修を行っています。

MTAセメント

大きな虫歯・・・ でもできるだけ神経と歯は残したい。 神経を取る前にできる治療はないか。

このような状態になってしまった方におすすめする治療が、「MTAセメント」を使用した治療法です。

適応症
・虫歯が大きく、治療時に神経が一部露出してしまった場合
・虫歯を削ると神経まで近く、予後不良が心配される場合
・根管に穴(骨に抜ける歯の穴)が開いてしまった場合

このような症例の場合
従来は…
・神経をぬいて根の治療をおこなう。
・そのままフタをすると、その後神経の壊死が起こりやすい。
・抜歯になることがある。

MTAセメントを使う場合…
・穴が開いている部分を埋めることができるようになり、神経の保存が可能になる。
・従来は抜歯しなければならなかった歯を残すことができる。

今までのセメントでは、骨や神経に抜けている歯の穴は出血していたり、濡れていたり、湿っていたりしてしっかり接着することができませんでした。ところが、このMTAセメントは水分がある環境下でも接着することができるため、このような治療が可能になります。

※適応外の症例もあります。
※MTAセメントは保険外の治療です。

<参考図解>

参考図解

・仮のふたの状態でしばらく経過をみて、痛みなどの症状がなければ次の処置に進みます。

根管治療

根管治療

このような状態になってしまった方におすすめする治療が、「根管(こんかん)治療」です。

根管治療の大切さ

とっても痛い虫歯ですが、歯の神経を取れば、すぐに痛みは解消されます。しかし、それで虫歯が治るわけではありません。

根管治療の大切さ

根管治療が、それを可能にします!

根管治療の内容

当院では薬品を用いず、超音波洗浄機と殺菌水を用いて菌を死滅させる、身体にやさしい根管治療を行っております。

「いしど歯科クリニック」では根管治療を通じて、患者様の大切な歯を一生使えるようサポートします。お気軽にご相談ください。

根管治療の内容